



小さな恐怖
いちごを食べる瞬間を想像してみてもらえませんか? 光沢のあるツヤツヤとした赤い表面、 それに前歯を突立てると途端に 口いっぱいに広がる果汁・・ しかしその赤い果実は「果実では無い」のです。 茎が肥大化したもので偽果(ぎか)と言います。 ・・・ギョッとしませんか? なんとなくで「よくわからないもの」を 体内に取り入れていたのです。 それに気づいた瞬間に 口の中にあったいちごのような何かが晒されます。 別の形が生まれていた恐怖を表した作品です。
[制作時間]構想と試作 1h / 3Dデータ作成 55h(約2週間)《2021》